先日、阿部智子さんの瞑想伝授に行ってきたことを記事にしました
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その1
「いまここ塾・阿部敏郎さん(智子さん)の瞑想伝授に行ってきます」
その2
「阿部敏郎さん(智子さん)の瞑想伝授に行ってきました」
上記記事でも触れましたが、瞑想伝授の場で行った瞑想は、とにかく終始眠っているような、でも起きているような、意識があるような、ないような不思議な感覚でした。
阿部敏郎さんいわく、その起きているのか寝ているのかわからないまどろみ状態が【空】であるとおしえられました。
【空】というものを僕はちょっと大きく捉えすぎていたようです… 特別な神秘体験はなかったけれど、あのまどろみが【空】とつながっている状態であるというならば、僕は確かに【空】につながっていたんだと思います。
【悟り】とか【空】という言葉を聞くと、僕たちは「そんなの自分には無理!」「それは聖者だけの世界…」などと思ってしまいがちですが、そういう発想は全て自分の中のエゴ・自我の声です。
僕たちは元々、誰もが悟っているし【空】なんです。
それは赤ちゃんを観察したらよくわかります。
僕には二人の子供がいるけど、長男と長女が生まれてきた時のことははっきりと覚えています。
生まれてきた新しい命は、全くの純粋無垢で、未来を案じず、過去を悔いず、ただ〝いまここ〟だけに在りました。
物事をあるがままに見て、感じて、善悪の判断を一切していませんでした。
泣きたい時に泣き、笑いたち時に笑う。
自分を隠すことも偽ることも恥じることもなく、思いのままに生きていました。
この状態って、まさに【悟り】です。【いまここ】です。【空】です。
僕の子供だけでなく、これは生まれてくる全ての赤ちゃんがそうです。
僕もあなたも元々悟った状態で生まれてきたのです。
ただ、まわりの無知な大人たち、自我だけで生きている先生やマスコミや上司、つまりは常識に染められた大人たちによって、悟りを忘れ、ワンネス意識を失い、分離感を感じ、傷つき、身を守り、時に戦い、絶望し、諦め、自我・エゴにまみれた大人になってしまったわけです。
そして、そのことは決して悪いことでもないんです。
僕たちが生まれてきた目的は、悟るためであり、体験するためです。
愛そのものになるためです。
そして、悟りを体験するためには、僕たちは一度は自我・エゴで生きる必要があるのです。 なぜなら自我やエゴを知らない人間は、つまり最初から悟ったままでは、いつまでたっても悟りという状態の何たるかがわからず、また悟りの覚醒の喜びも感じられないからです(魚が生涯、水を意識できないのと同じです)。
人を愛し、裏切られ、悲しみ… そういった経験があればこそ、本当の愛を知ることができるのです。
がんばってがんばって、でも失敗して、人生に疲れて、絶望するからこそ、悟りを目指すようになるのです。(絶望とかなしに悟りに入る人もいますが…)
話がふくらんでしまいましたが、僕がいいたいことは 悟りも【空】も、もっと身近に感じてもええやん! ということです。
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さて、瞑想のコツと題して、本日は記事を書いています。
というのも、先日、瞑想伝授に行ったことで、やっと僕も瞑想ができるようになってきたからです。
瞑想については何度かこのブログでも書いてきましたが、僕は今までは瞑想が全く出来ていませんでした…
2013年の秋に鬱病になって、精神世界の本を読みあさり、人生ではじめて瞑想に取り組みだしたのはほんの数ヶ月前のことです。
瞑想CDつきの本なんかも買って、聖者や覚者とよばれる人たちの説明通りに瞑想に取り組むわけですが、僕の場合は、ただひたすら思考(雑念)が沸き上がってくるだけで、とてもじゃないけど 心が静謐になる… とか 恍惚状態… とか、 深いリラックス状態… なんてことには一度もなれませんでした。
逆に、
「僕はどうしてこんなに雑念ばかりで瞑想できないんだろう…」
「僕の精神のレベルが低すぎるのか!…」
なんてふうに、瞑想できない自分に自信を失くしていました。
そんな僕が、やっと最近、瞑想状態に入ることができるようになってきました。
ダメダメだった僕が、瞑想できるようになったコツなので、もしあなたが上手く瞑想できていないのであれば、少しは参考になるかもしれません。
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さて、瞑想のコツを以下に記します。
まず、理解しないといけないのは…
瞑想は自分で起こすものじゃない。
瞑想は起こるものである。
ということです。
これは瞑想する上で押さえておくべき最も大切なポイントです。
瞑想方法っていろいろありますが、よくあるのが、自分の呼吸を数えるというものです。
禅寺で座禅を組むとき、自分の呼吸を「イチと〜、ニ〜と、サンと〜、…」と数えるように指導をされます。
この呼吸を数えるのは、呼吸を数えることに集中することで、雑念から離れるという狙いがあるのですが、僕の場合は上手く行きませんでした…
それは、呼吸を数えながらであっても、雑念って出てくるんですね…
そうなると、雑念が出た自分、呼吸を数えることに集中できていない自分を責めたりして、もう瞑想どころじゃなくなってくるんです。
瞑想が失敗する根本の原因は、瞑想には努力が必要! という思い込みです。
瞑想には集中が必要! という思い込みです。
自分の力で瞑想する! という思い込みがあるがゆえに瞑想状態に入られないのです。
瞑想伝授でフルフィルメント瞑想を体験したことで、僕の瞑想に対する考え方は180度変わりました。
瞑想は自分の力でするものでなく、瞑想が勝手に起こってくる… ということを知ることができました。
瞑想に努力は入りません。 むしろ、努力することを放棄することによって、瞑想は向こう側からかってにやってきます。
僕たちの本質は【空】です。誰もが自分の中に【空】をもっています。
そして、深い瞑想状態に入ると、僕たちは、この自分の中の【空】につながります。
この【空】は、自分の中にもあり、同時に全大宇宙にも拡がっています。
そして、【空】とつながっている状態というのは、瞑想中であれば、起きているのか寝ているのかわからないまどろみ状態になっています。
その時、脳波は、きわめてゆったりとしたシータ波になっています。
このまどろみ状態が【空】なのですが、【空】に入ったからといって、光に包まれたり、恍惚状態になるわけではありません。
本当の瞑想状態というのは、きわめて普通な状態なのです。
神秘体験を求めるのはスピリチュアル・エゴです。
瞑想をする時は、「よし!瞑想状態に入るぞ!」とか、「よし!空につながるぞ!」なんてことは思わないほうがいいです。
ただゆったりとリラックスして、瞑想が起こるのも待てばいいだけです。
そこに自力はいりません。
で・す・が…
自力でできるいくつかのコツもあります。
それは
①背筋は伸ばした状態で瞑想を行う
②瞑想は30分は行う
の2点です。
瞑想はイスの上でも床にあぐらでも、なんでもいいのですが、背もたれや壁には持たれずに、背骨を伸ばした状態で行います。
橫になってする瞑想もあるし、僕もよくやってましたが、その場合は本当に寝てしまいがちなので瞑想にはなりません。
背筋を伸ばす意味は、チャクラの通り道を開くためでもあり、眠りを抑止するためでもあります。
そして、30分以上というのも大切なポイントです。
僕の感覚では5分ぐらいではなかなか瞑想状態にははいれません。
30分というと、けっこう長く感じる時間ですが、長いからこそ、いつのまにかまどろみの状態に入れるのです。
脳波がシータ波になって、ざわついていた僕たちの思考はおさまってきます。
肉体的な代謝も落ちてきます。
そして、呼吸もゆったりとしてきます。
顕在意識が薄くなるので、なんとなくぼーっとしてきます。
そして、潜在意識の底へと入っていきます。
※そのことについて、阿部敏郎さんは、『普段の自分は海の表面の波に漂っていて、自我という荒波にのまれたりフラフラとしていますが、深い瞑想状態に入ると、まるで深海の底まで錨をおろしていくように潜在意識の奧、【空】につながっていきます』と説明していました。
深い瞑想状態に入っていても、思考が起こってくることもあります。
過去の体験を突然思い出したりすることもあります。
それは、自分の潜在意識の底に眠っていた、カルマが浄化されていっているからです。
私たしの意識の底には、前世も今世も含めて過去のトラウマや、抑えこんでいた心の傷があります。
深い瞑想状態に入り、【空】につながっていくことで、過去の傷も癒やされていきます。
■
深い瞑想(シータ波に入った状態)を30分行えば、2時間分の睡眠にあたるため、身体もスッキリします。
瞑想の後は代謝が落ちているので、目をつぶったまま最低でも5分はストレッチを行い、少しずつ意識を覚醒させていきます。
とかく瞑想というと難しく考えがちですが、 瞑想に努力は入りません。
瞑想は向こうから勝手にやってくる… と流れに見を任せることです。
瞑想状態に入りたい… 入らなければ… という想いも手放します。
もう、ただ30分目をつぶっているだけで、「瞑想に入れなくてもいいや…」ぐらいな開き直った気持ちで、思考が起こってもほっておいて、とにかくゆったりリラックスすれば 必ず瞑想状態に入れます。
参考になれば幸いです^^
あゆむ 拝 (・∀・)
■編集後期(日記)
一軒家に引っ越して庭が出来たのでバーベキューセットを買ってきて庭でバーベキューをしました。
炭火で焼いた肉は美味しかったのですが、牛肉を食べると、その後が胃もたれしてしんどいです… もう、オッサンです…(^_^;)
ということで、昨夜は魚(ホッケ、さんま、かます、あじ)を買ってきて、バベキューコンロで炭火焼きをしました。
日本酒をチビチビやりながら、いただく熱々の魚は最高でした。
肉より魚! になってきたってのはやっぱりオッサンですね(・∀・)
■瞑想に使える本
瞑想CDのついた本は数冊もっていますが、最強のCDがついているのはこの本です。
なんといってもフルフィルメント瞑想を開発した
ボブ・フィックスさんのマントラで瞑想することができます。
人によっては、このCDだけでも【空】を体感できると思います。
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本文のほうも、すごくいい内容です^^
本文のほうも、すごくいい内容です^^
★悟っている人たちのブログが読めます。
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3 件のコメント:
色々な方の本や、人物を紹介頂き、ありがとうございます。
特に、津留さんを紹介頂き、今では私の毎日の教科書のようになっております。
私も、今年3月に名古屋で、安部ご夫妻より瞑想伝授をうけました。
詳細は省きますが、その後、色々なことがあり、心がどん底まで落ち込みましたが、津留さんの言葉にとても救われました。
勝手ながら今後も色々と参考にさせてください。よろしくお願いします。
takuyaさんへ
コメントありがとうございました。^^
takuyaさんも瞑想伝授を受けられたんですね。
そして津留晃一さんの言葉に救われたとのこと、良かったです。
僕も一番うつがひどかった時に、偶然津留晃一さんのサイトを発見して、毎日何度も読み返していました。
たくさんの精神世界の本を読みましたが、僕の中では津留晃一さんのメッセージが一番わかりやすく、また救われました。
津留晃一さんの言葉もそうですが、世の中にはたくさんの真実のメッセージがあります。
このブログではそういったメッセージをこれからも紹介していきたいと思います。
今後ともよろしくお願いします。
あゆむ 拝
(・∀・)
覗かせてもらいました。
参考になりました。ありがとうございます♪
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