やっとわかってきたことを、思ったままに素直に書きます。今この文章を読んでくれているあなたのために。
ここ最近、ずっとACIM(奇跡のコース)のワークに毎日取り組んでいます。
10年以上前に買ったとても分厚い2冊の「奇跡のコース」は、毎年のようにチャレンジするも、毎日行うワークがどこかで途切れてしまい、フェードアウトする…ということをずっと繰り返してきました。
なので、ワークも365のうちのまだ序盤の60ぐらいまでしか取り組んだことがありませんでした。
でも、今年はというか今回はやり方を変えて、スタートしたのは1月1日ですが、もしワークをできない日があっても、その翌日に2日分のワークに取り組んでもOK!とにかく12月31日まで365のワークを全部やる!と決めてやってきました。
実際、ワークができない日があったり、最大だと5日分ぐらいのワークがたまってしまうようなこともありました。
でも、それでも続けてきて本当に良かったです。
ちなみに今日はワークの86に取り組んだのですが、今から11日前にワークのレッスン75「光がやってきました」に取り組んだ日に、僕の中で大きな変容がありました。
何があったかというと、僕は、その前日、ものすごくショックなことがあり、未来に対する不安とか、過去に対する後悔とか、思考の暴走が止まらなくなって、ものすごくしんどくなったんです。
正直に書くと、久しぶりに(10年ぶりに)、鬱になるかも…
というぐらいにしんどくなったんです。
これは本当にやばい!と思ったので、その日の夜、妻にすぐに正直に今の心境を話したぐらいです。
妻はもちろん親身になって聞いてくれましたが、自分が選択してきた道はやっぱり間違いだった…みたいな思考になってしまって、僕が欝病の時に一番苦しかった頭の中のボワボワする感覚がやってきました。
正直パニックになりました。
また、まともな生活が送れなくなるかもしれない…
という恐怖に包まれました。
その日の夜は、恐怖と不安で思考がぐるぐると回って、なかなか眠りにつくことができませんでした。
とても苦しい夜でした。
翌朝。
昨夜のパニックは収まっており、気分はいくらかはマシになっていました。
でも依然、大きな不安の中で、これからどうしていけばいいのか・・・
みたいな思考に捕らわれていました。
そこで、なかば救いを求めるような気持ちで、朝一番にACIMのワークに取り組みました。
そして、その日のワークがレッスン75の「光がやってきました」だったのです。
そして、このワークに取り組んだ結果どうなったかというと、本当に・・・・・
光がやってきたんです。
僕は昨夜の地獄のような苦しみから、たった一日で天国のような安心な気持ちになることができたんです。
何があったのか?
もう少しくわしく書きますね。
ACIMって、読んだことがある人ならわかると思いますが、本当にすごい本で、ある意味ショック療法的な本なんですね。
特にワークの最初の部分はかなりぶっとんでます。
レッスン1からして「私が見ているものには、何ひとつ意味はありません。」というレッスンからはじまります。
一般的な感覚の人からしたら…
はあ!?
という感じだと思うし、スピリチュアルをかじったことがある人でも衝撃的な理解が難しいレッスンが最初の1ヶ月ぐらいはえんえんと続きます。
救いを求めてこの本を手にして人であったら、いつまでも救いの内容が出てこないので、途中で投げ出す可能性も高いと思います(過去の俺です…汗)。
そんなACIMのワークのレッスンの中でこのレッスン75の「光がやってきました」というのは、ものすごく直接的に救われるインパクト大のタイトルでありレッスンなんです。
僕はこの日のワークを1時間ぐらいかけて、何回も何回も何回も繰り返し読んで、理解しようとして、理解しようとして、頭の中の雑音を消しながら、ひたすら文章の一つひとつに集中して何度も読み直しました。
これでもか!というぐらい読み直しました。
そして、何度も読み直していくうちに、気がついたらふわっと心が軽くなっていたんです。
本当に、僕の心に、僕の世界に光がやってきたような感覚になりました。
もう少し詳しく書きます。
僕はこの日のワークに取り組みながら、自分の中である決意をしたんです。
それはどういう決意かというと…
聖霊と共に生きていく
ということと。
愛(神意識)を選ぶか、恐れ(エゴ)を選ぶかで、
僕は愛(神意識)を選んでいく。
という2つの決意です。
この
聖霊と共に生きていく
という感覚は今までの僕にはない感覚でした。
正直今でも〝聖霊〟というものが一体なんなのかはわかっていません。
ただ、ACIMの中ではこれでもか!というぐらいに聖霊という言葉が出てきます。
多分登場回数ナンバーワンの単語だと思います。
今の僕の理解で聖霊を説明するならば…
神と私をつないでいる存在・ガイド
シンプルにいうとそんなふうに捉えています。
そして、この聖霊はつながってさえいれば愛と安心につつまれて、物事もすべて良き方向に進むし、一見厳しい状況にぶつかったとしても、良いほうに解釈できるようになります。
だから、絶対的に聖霊とはつながっていたほうがいいし、それが幸せに生きるための唯一にして絶対の方法なんだけど、聖霊とつながるためには、私たち自身が聖霊と繋がることを積極的に能動的に選ばないと繋がらないんですね。
そして、これは僕自身のことでもそうだし、世の中の多くの人が日々、悩んだり、苦しんだり、後悔したり、将来を不安に思ったりするのは、聖霊とつながってないからんです。
しかも聖霊とつながってないだけならまだしも…
不安や恐れ、あるいは攻撃や防御反応を生み出す元凶である〝エゴ〟と、がっつり繋がっちゃってるんですね。
だから、いつまでたっても苦悩が耐えない。
僕たちは、常に
聖霊orエゴ
のどちらかに繋がっているんです。
これはACIMの中で繰り返し書かれていることです。
こわいですよね。
そして、逆に考えるとめちゃ安心ですよね。
と、ここまで読んで、あなたはどう思いましたか?
聖霊と共に生きたいですか?
エゴと共に生きたいですか?
当然、聖霊と共に生きたいと思いますよね。僕はそう思います。
ただ、これは人間のクセというか、生まれ落ちてきた瞬間からの、様々なトラウマとか、恐怖とか不安とか屈辱とか失敗とか後悔とか絶望とか…いろんな体験を重ねてきたことで、弱い自分を守るためにエゴってすぐに発動しちゃうんですよね。
あなたの周りにもこんな人いませんか?
いつも偉そうにしている人
いつも文句ばかり言っている人
いつも悪口を言っている人
いつもズルばかりしている人
嘘をつく人
騙す人
傷つける人
攻撃してくる人
自分を責めている人
夢をあきらめた人
・・・・・
こういう人たちが、なぜそういう行動をとっているかというと、それは、その人がエゴと繋がっているからです。
エゴに操縦されている。と言ってもいいし、エゴの容れ物になっている、あるいはエゴに乗っ取られているといってもいいと思います。
そして、周りの人をそういうふうに認識したり判断している時の自分、「あの人は最低な人間だな…」とか「あの人はズルいな…」と思っている時の自分っていうのも、実はエゴとしっかり繋がちゃっているんですね。
恐ろしくもあり、滑稽でもある世界です。
僕も、すぐにそういう世界に、自分に入り込んでしまうクセがついてます。
でも、今回は欝が再発するかも…という僕の中での究極の恐怖が起こったために、ショック療法というのか、ACIMに救いを求めたら、はじめて自分の中で何かがストンの腹の中に落ちて不安とか恐怖が消えたんです。
なぜそうなったというと、繰り返しになりますが…
聖霊と共に生きていく
ということと。
愛(神意識)を選ぶか、恐れ(エゴ)を選ぶかで、
僕は愛(神意識)を選んでいく。
という2つの決意をすることができたからです。
そしてそんな決意をすることができたのはACIMのおかげでした。
それともうひとつは妻のおかげです。
僕がその日の朝、ワークに取り組んでいる時に妻が僕にアドバイスをくれました。
その時の僕はまだ頭が混乱していて、不安に包まれていた時なんですが、そんな僕に妻はアドバイスをくれたのです。
たぶん10分間ぐらいアドバイスをくれたと思います。そのアドバイスの内容のほとんどは覚えてないんですけど、一つだけ覚えていることが
聖霊と共に生きたら?
という一言でした。
その言葉で僕の中のなにかのスイッチが入りました。
あまりに苦しかったので、僕には選択の余地はありませんでした。
死ぬか(エゴと生きるか)
生きるか(聖霊と生きるか)
みたいな二択で、僕には選択の余地は全くありませんでした。
その妻のアドバイスでスイッチが入ったあとからは、ACIMの本の内容がさらに入ってくるようになりました。
10年間挫折し続けてきた僕のACIMのワークですが、今の僕は、まるで少年が毎週の「週刊少年ジャンプ」の発売日を待ちわびるように気持ちで、毎日の朝一番のACIMのワークに取り組み、テキストを読むのが楽しみになっています。
僕に光がやってきてから今日で12日が経過しました。
今の僕の心は安定しています。
もちろん、心に波風が立つ瞬間はあります。
一瞬不安になることもあります。
でも、そこにずっと飲み込まれっぱなしというのは本当に一度もないです。
すぐに、不安から離れて、安心の中に戻ることができるようになりました。
これってものすごい安心感です。
この安心感の秘訣をしってほしくて、僕は今日の記事を書きました。
この文章を最後まで読んでくれている〝あなた〟のために。
絶対安心の中で生きていく秘訣。
不安や恐れや後悔を手放す秘訣。
それは…
聖霊と共に生きていく
ということと。
愛(神意識)を選ぶか、恐れ(エゴ)を選ぶかで、
僕は愛(神意識)を選んでいく。
という2つの決意をすることです。
ACIM(奇跡のコース)、分厚くてとっつきにくい本ですが、ちゃんとしっかり読めば
人生を変えてくれる
素晴らしい本です。
僕は分厚い本を毎日読んでますが、最近知ったことですが、Amazonで電子書籍版が販売されていることを知りました。
価格も紙の本より安いのがいいし、あとはKindle Unlimited会員だと0円で読めるんですね!
僕はKindle Unlimited会員は何度も入ったりやめたりを繰り返してきましたが、これを機にまた入ろうかな、なんて思ってます。
【編集後記】
最近、何年かぶりにアニータ・ムアジャーニさんの「もしここが天国だったら」を図書館で借りて読み直しました。
アニータ・ムアジャーニさんの本はデビュー作の「喜びから人生を生きる」は自分でも所蔵していて何度も読み返した素晴らしい本なんですが…
二作目の「もしここが天国だったら?」は、当時も良い本だな… とは思った記憶があるんですが、一作目ほどのインパクトではなかった印象でした。
でも今回読み直してみて、びっくりしました。
ものすごい大切なことが書かれている本です。
そして書かれている内容はACIMで書かれている内容と全く同じです。一切の矛盾もありません。
逆にACIMの内容をより平易な言葉でわかりやすく補完してくれいるような内容です。
全ての人にオススメしたい本ですが、まずは一作目から読むことを絶対的にオススメします。
アニータさんの本の内容というか、僕がすごいなと思った内容については、次の記事で書きますね。
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