2015年1月12日月曜日

一厘の仕組みとは

一厘の仕組み

一厘の仕組み(いちりんのしぐみ)について書きます。

といっても、「一厘の仕組みって一体何ですか?」という人もいると思うので、まずはその概略を説明したいとおもいます。

が! 僕は霊能者でも覚者でもありません。

なので以下に記すことは、あくまで僕が学んできたことであり、僕の解釈になります。


「一厘の仕組み」というのは大本の出口なお開祖が記した「大本神諭」や出口王仁三郎聖師が記した「霊界物語」においてはじめて使われた言葉です。

ネットで「一厘の仕組み」「一輪の仕組み」と検索すればいろんな解釈が出てきますが、全く的外れな解釈もあれば、これはスゴイな… という解釈もありますが、なんといっても神々ですら知らされていないのが一厘の仕組みです。

神々ですらわからない一厘の仕組みを人間心で理解したり解釈することはできないはずです。

少くとも一厘の仕組みを知るためには、神心にならなければなりません。

神人合一の境地に達した人だけが本当の一厘の仕組みを知ることができると思います。


さて…

出口王仁三郎さんの記した「霊界物語」には、宇宙のはじまりから、はるか未来までのことが書かれているのですが、王仁三郎さんの説く、霊界観・世界観の内容を無理やり要約するならば…

私達が生きているこの世界を創造したのは国常立命(くにとこたちのみこと。国常立命・国之常立神と同義)です。

国常立尊が創造されたこの世界は、神々が平和に暮らす素晴らしい世界でしたが、時がたつに従い、美しい灯明の明かりにも、黒い煤が出るように、神でありながらも邪な思いをもつ悪神が幅を利かせるようになってきました。

国常立尊はこの世を創造された誠の神様でしたが、曲がったことが大嫌いな厳格な神であったがゆえに、悪神からすればその厳しさが息苦しく、もっと自由に好き放題をしたいと、色んな悪事をしたり、デモのようなことをして、国常立尊に引退を迫ります。

そして、悪神たちはついに「地の神である国常立尊を引退させてください!」と、天の神に直談判をしにいきます。

天の神と地の神は位で比べれば天の方が上になります。

ところが本当は地の神である国常立尊は、この地球が大切なのであえて身分を落として地の神に一時的になっているのですが、本来は、天の神よりももっと上の立場の根源神なのです。

そして、そのことは、天の神も地の神である国常立尊も、もちろん知っているわけです。

ただ物事には時節というものがあり、「神も時節にはかなわない…」という言葉があります。

天の神としては、このまま国常立尊を引退させれば、悪神が地上を跳梁跋扈してたいへんなことになることはわかっていたのですが、時節にはかなわず、涙を飲んで国常立尊に引退してもらうのです。

ただその時に、
「悪神・邪神が好き放題にしたら、やがて世界は元の泥海になってしまう… もう行きも戻りもどうしようもなくなってきた時に、必ずあたな(国常立尊)が再び地上を収めなくてはならない時がくる。なのでそれまでは隠忍自重して引退してもらうが、その時が来れば天の神である私も地上へと下って、天の神と地の神が一体となって、地上天国を実現させよう」

という神約(しんやく・神の約束)が結ばれていたのです…


(明日に続きます)


編集後期

今日は家族で天河神社に行く予定だったのですが、結果的に行けませんでした…

天河神社には行きたくも御許しがなければ行けない… とよく言われますが、今日はまだ機が熟していなかったのだと思います。

またリトライします!

それではまた!

(質疑応答、本日もお休みします)


おすすめの本

いま、メンターさんが一番オススメしている一冊です。
僕もずっと読んでますが、内容が深すぎてページがなかなか進みません…




一応はっときます…(^^ゞ
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1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

国常立様は地の神様ですが、厳の神であり、一時的に天の神様で、根本の天の神様ではないです。
一番の天の神様は、ミロク様といって、艮の金神ではありません。
その奥さんの神様の本当の実態です。
引退を命じた天の神というのが、根本的な天の神である
ミロク大神であり、国常立はその方の分身です。
どちらも天ではありますが、艮の金神が上というのは
違うことです。もうちょっとよく見たら気づくことと思います。
瑞の御霊で、厳と瑞が和合し頂上神のいずのめとなっているのです。
それが実体です。ちょっと順序が違います。