2015年10月3日土曜日

自由に生きる

毎週金曜日は残業デーと称して、事務所(借りているワンルーム)で深夜まで好きなことをして過ごしています。

今日は、午後6時には仕事を終えて、近所のスーパーで寿司とツマミとビールを買って、事務所冷蔵後に常住させているワインと日本酒も飲みながら、HULUで「ルイーズに訪れた恋は…」を見ていました。

この映画、観るのは三回目です…

はじめて見たのは、5年ぐらい前で、テレビで深夜に放送していたのを途中から見たのですが、見はじめると妙に引き込まれて、特にキスシーンがロマンチックで、音楽もよくて… その後わざわざTSUTAYAで借りて見直したぐらいです。(主演女優が魅力的!というのが一番の理由かも…)

なので、今日は三回目だったのですが、久しぶりに見た感想としては、
あれっ もっと面白かったはずなんだけどな… という感じでした。

世界一ロマンチックなキスシーン(レストランのシーン)と思っていたシーンがあったんだけど、久しぶりに見ると、以外に普通やな… と思ったりして。

でも、好きな映画です。平坦なストーリーですけども。



そして、映画の後は、またちょっとだけ仕事して、あとは、ずっとネットサーフィンをしてました…

意味もなくMGSVの動画を見たりしながら、気がつけばスピリチュアル系のブログとかサイトをいっぱい見ていました。

最近は、あまりスピ系のサイトを見てなかったし、本もあまり読んでないのですが、なんか流れでそうなってしまいました。

そして気がついたら、

『好きなことをして生きていく生き方』に潜む5つの落とし穴

というページにたどり着いてました。
(僕にとってはお馴染みのVASTSTILLNESSのページ)

なかなかおもしろい記事だったので、興味がある方はぜひ読んでみてください。

簡単にまとめると、最近は時代が変ってきて、組織の奴隷として生きるのではなく、
自分で好きなことをして生きている人が増えているそうです。
ただ、そこには落とし穴もあるよ!っていう記事です。


僕も、自分でも信じられないぐらいですが、今、好きなように自由に生きています。

とりたてて才能があるわけでもなく、誰よりもビビリで小心者だった僕でも、独立して食っていけているので、たぶん誰でも、望めば自由に生きることは可能だと思います。

ちょっと、スピ系とは、話しが離れてしまうかもしれないけど、一般的に僕たちって

やっぱり洗脳されている

と思います。


僕も10年以上組織で働いてきたので、サラリーマンの感覚とかがわかります。

会社であれ、団体であれ、組織で働くということは、
イヤな上司であってもいうことを聞かないといけないし
同僚も部下も選ぶことはできません
勤務地だって、飛べと言われれば僻地であれ、雪国であれ、飛んでいかなければなりません。
通勤地獄もあるでしょう…
サービス残業、休日出勤も時にはあるでしょうし
熱があっても、奧さんや子どもの具合が少々悪くなっても、大事な商談とか、プレゼンがあれば、無理してでも会社に行かないといけない時もあるでしょう…

これって、ある意味奴隷です。

やりたくない仕事であっても、(部署異動とかありますしね)イヤイヤでもやらねばならず、奥さんや子どもと過ごすべきかけがえのない時間を犠牲にして、自分の能力、自分の時間、自分の人生を会社に売っています。

何のために?

お金のために!

です。

世の中って、なかなかハードですね。

もちろん、お金だけでなく、仕事そのものにやりがいを感じたり、社会貢献に喜びを感じている人もいるとは思いますが、それにしても、労働時間は長すぎるのではないか… と思ったりします。

ただ、不平・不満があったとしても、みんな我慢します。
(↑洗脳されているから!)

(↓洗脳されている主な内容…)
( 僕たちは、勉強して、いい大学にいって、大きな会社か、あるいは公務員になるのが安全だし、幸せ…みたいな刷り込みを親や先生や社会から、絶えず受けている。

画家になりたい! 
とか、
ミュージシャンになりたい! 
などと自分の人生を自由に好きに生きようとすると、
親をはじめ周囲の人は「そんなの無理!」とか「失敗したらどうするの?」
と脅しをかける。

お金を稼ぐのは難しいとも刷り込まれている。

なんだったらお金持ちは悪! 
とすら刷り込まれている場合もある。

ハイリスク・ハイリターンは危険! 
無難で安定した人生が一番!と刷り込まれている。

そして、
大変だけどそれが普通だから…
日本人は勤勉が美徳だから…
みんな我慢しているから… 
という社会からの同調圧力もある )



それにキツい面があったとしても、なんだかんだいって会社勤めをしている限りは、毎月の給料が保証されています。
万が一、病気や怪我をして入院… なんてことになっても、傷病手当など、きちんと生活できるようになっています。

会社を辞めて独立すれば、収入は増えるかもしれないし、自由な時間は増えるかもしれない… でも、もし失敗したら… 何の保証もありません。
誰も助けてくれないし、路頭に迷うだけです。
あまりにもリスクが高すぎます。

僕もそんなふうに思っていました。

実際、独立して起業したものの、恐れていたことが起きました。

このブログには当時のことも正直に書いてますが、独立後、みるみる貯金は底をつき、マネーがショートしてしまったのです…

せっかく自由になれたのに…

奧さんと二人の子どもの生活のためには、お金を稼がないといけません。

どこかに再就職する気は全くなかったけど、現金を確保するためには、一時的であれ、バイトぐらいはしないといけないな…

と、ネットでバイト情報を探しました… 真剣に。

40歳のオッサン…というだけで、職種はある程度限られてきます。

あとは、家族の生活費のことを考えると、

高収入(時給・日給が高いもの)

でないといけません。

そうなってくると、選択肢としては
引っ越し屋 居酒屋の深夜勤務
みたいな感じになってきます。

学生時代に引越し屋のバイトをしたことがあったので、あの業界のキツさはイヤというほど知っています。
あと、居酒屋もいろんな店舗でバイトしたことがあったので、あの空気感とか、立ち仕事の体力的なしんどさ、接客の精神的なしんどさも知ってました。

なので、バイトは

絶対イヤや!

と思って、自分の本業の仕事を必死でやりました。
(それまでは、欝から治りたてで、毎日瞑想したり、ランニングしたり、家庭菜園をしたりで、ほとんど仕事をしてなかったのです… アホです)

その結果、なんとか持ち直して、生活はできるようになりました。

今は、収入としても、独立前よりかはいいし、時間は限りなく融通が聞きます。

以前は、家族との時間を犠牲にせざるを得ない場面が多くて、それは僕の独立魂に火をつけた大きなファクターであったわけですが、今は、家族との旅行とか、おでかけ、子どもの行事、奧さんのサポートなど、思いっきり家族との時間を好きなだけ過ごせるようになりました。

収入も大事だけど、僕にとっては、時間、とりわけ家族との時間が確保できたことは本当に大きいです。

一時期は、大きく稼いでやる! と息巻いてましたが、最近はちょっと落ち着いてきて、まあお金の心配をしなくていい程度稼げてたらそれでもいいかな… なんて思えるようになってきました。

豊かであるほうがいいに決まってるし、いくらでも豊かになりたいですが、執着がなくなった感じはしています。

思えば、僕は中学とか高校。大学の頃、一番好きな言葉は〝自由〟でした。

自由に生きたい! 自由に生きてやる!

なんてことをいつも思っていたのですが(当時、高橋歩にはまっていた影響もアリ…)、まわりの就職活動につられ、就職活動をして、就職したら、もうだめですね…

嫌でも現実という社会に飲み込まれてしまいました。

でも、元々が自由を求める男だったので、
世界放浪の旅に出る! 
といって3年ほどで最初の会社は辞めました。

その後、いろんなことがあって、ある神道の世界に出家したわけです。

そこで一生、奉仕をして働くつもりでした。一点の迷いもありませんでした。

が、人生のシナリオってのは予測不能なもので、40を前にやめました。

この時は、最後には欝になったし、ものすごく不安でした…

現実的にも、健康保険だの、税金だの、いろんなことの手続きを全て自分でしないといけないし、厚生年金なんで半分は組織もちだったものが、今度は全額負担とかになるし、出費ばかり増えていくんですね。

日本政府ってのは、やっぱりサラリーマンを優遇というか、独立したものには厳しいな… と世の中の構造を少し知った気がしました。

かなりキツい時期があったのも事実です。

やっぱり辞めるんじゃなかったかな… なんて弱気な気持ちが出た瞬間もありました。

一人で仕事をしていると、寂しい気持ちになって、組織にいたころは、イヤな奴もいたけど、チームプレイの良さも確かにあったよな… なんて懐かしんだり。

でも、仕事が軌道にのっていくのに連れて、不安や心配は小さくなっていきました。



今は毎日
幸せやなあ… って思っています。

この先がどうなっていくのかなんてことは全くわからないけど、なんとなく大丈夫だろう! と思っているし、もっと豊かに、もっと幸せになっていくんだろうな… という予感があります。

もちろん、いいこともあれば、そうでないことも起きるときには起きますが、
全ては、ベストなことがベストなタイミングで起こっている
と僕は、思っているので、
実際に何かが起きたときに善処すればいいと思って、
毎日をのほほんと生きています。

そして、
やっぱり独立してよかった〜〜〜
って思うし、二度と組織でサラリーマン的に働くことはないと思います。

誰の命令を受ける必要もない
自分で全てを決定する
ということは、
本当にストレスフリーです。

あとは、がんばったら、がんばっただけ返ってくるし
さぼったら、落ちるだけ…
というのも、シンプルでいいです。

仕事に対する姿勢もネガティブからポジティブに
勉強する姿勢も変わるし、自己投資もします
身体ですらジムに通って鍛えたりしてるし、
全部、 自分の意志で、生きたい人生を生きています。

あとは、今はボランティア団体にも少し関わっていたりして、人との共同作業の喜びも損得勘定抜きに実感できるようになりました。

今日、こんな記事を書いたのは、
誰でも自由に生きれるよ!
ってことを伝えたかったからです。



いろんな本でも紹介されている

看護師が語った、死ぬ直前に誰もが後悔する「5つのこと」

というのがありますが、そこにはこう書かれています。

01
期待に応えるよりも、〝自分らしく〟生きればよかった

02
あんなにがむしゃらに働かなくてもよかった

03
言いたいことを我慢せずはっきりと口に出せばよかった

04
もっと友達と連絡をとればよかった

05
もっと自分の幸せを追求すればよかった


だそうです。


まあ、どんな人生も全て自分の選択です。

チームプレイを愛してもいいし
自由な生活を愛してもいい

きっと僕たちは、誰でも望み、行動すれば、望む人生を送ることができると思っています。(福士蒼汰くんと結婚! とか、嵐の6人目のメンバーになる! とかは無理目だと思いますが…)


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1 件のコメント:

もんじ さんのコメント...

初めまして。
いつもブログ拝見させていただいております。
あゆむ様は、一度は地獄を味わったのでしょうが、短期間に復活して、マイホームを建てて、フリーで稼いで人生を謳歌している様子に感心します。
やはり、今のように人生が好転したのはスピリチュアルの影響が基盤になっておられますか?
私も鬱になりスピリチュアルに傾倒しましたが、一向に人生が良くならず、もう、スピリチュアルなんかにうつつを抜かすのを止めようかと最近悩んでおります。