朝の空気が、ほんの少しだけ澄んでいる気がした。
カーテン越しの光を眺めながら、ふと心の中に落ちてきた言葉がある。
「僕は、自分が求めたものを受け取って生きている。」
もちろん、痛みを望んだことなんてない。
苦しみや不安を求めた覚えもない。
なのに、なぜか人生のある場面では、そんな出来事ばかり選んでしまっていた時期がある。
Lesson 339 は、その“ねじれ”を静かにほどいてくれるレッスンだ。
■ 今日の一節から受け取ったもの
原文はこう語りかけてくる。
人は痛みを望まない。
でも「痛みが自分らしい」と誤解してしまうことがある。
誰も幸せを避けたくなんてない。
でも「喜びは危険だ」「失うのが怖い」と思い込んでしまうことはある。
結局のところ、
僕たちは“心の深いところで求めたもの”を受け取っている。
問題はただひとつ。
その“望み方”が、恐れと愛をごちゃ混ぜにしてしまっていることだ。
だから今日のレッスンは僕たちにこう言う。
「本当に望むもの──愛と平和と喜びだけを求めなさい。」
そのために、恐れの声ではなく“内なる声”を聞きなさい、と。
■ Ayumuのリフレクション(僕自身の気づき)
思い返せば僕は、長い間どこかでこう思っていた。
「幸せになったら、いつか奪われるんじゃないか。」
「愛されたら、そのぶん傷つくんじゃないか。」
そんな思い込みが、まるで体の奥に染みついていた。
だから、心のどこかで“恐れのほうが安全”だと勘違いしていた。
ACIMは、その幻想を静かに指差してくれる。
「違うよ。
あなたは愛のほうを選んでいい。」
今日のレッスンは、望みをリセットするタイミングのように感じた。
恐れから離れ、
「僕は愛を望みます」
と、素直に自分に許可を出す日。
そんな一日があってもいい。
■ 今日の祈り(原文をベースに)
父よ、今日はあなたの声だけを聞いて歩みます。
自分ひとりで正しさを判断しようとせず、
ただあなたが与えてくださる愛を受け取れるように。
恐れではなく、愛を求める心で一日を生きられますように。
今日のまとめ
人は本当は痛みを望まないが、誤ってそれを求めてしまうことがある
幸せを怖がってしまう心のクセもある
僕たちは自分が“深いところで望んだもの”を受け取っている
だから望みを“愛”に合わせ直すことが大切
Lesson 339 は「本当に欲しいものを望む勇気を出そう」というレッスン
編集後記
書き終えて少しだけ深呼吸してみた。
胸の奥が、いつもよりあたたかかった。
僕たちはどうして、愛されることや幸せになることに、こんなにも遠慮深いんだろう。
もっと素直に「受け取ります」と言っていいのに、
どこかで“自分には早い”“似合わない”なんて思ってしまう。
でもね、
遠慮している間にも人生は静かに進んでいく。
だから今日くらいは、
ほんの少しだけ胸を張ってみる。
「僕は、愛を受け取る準備ができています。」
その一言だけで、一日の色が変わる。
あなたの今日が、やわらかな光に包まれますように。
今日も読んでくれてありがとう。
あゆむ 拝

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