コメントを通じて、下記メッセージをいただきました。
(プライバシーに配慮して一部修正しています)
↓
こんにちは。 昨日も為になる記事をありがとうございます。
こちらのほうは,一進一退といいますか,できるだけ思考を観察しているつもりですが,まだ初めて10日ほどのためか,なかなか進歩が感じられません。 執着せずに熱意を注ぐというのは,なかなか難しいものですね。
手放す,そしてあるがままに受け入れることも心がけていますが,なかなかどうして,これもまだマインドが自己満足しているだけのような気がします。
唐突な話で恐縮ですが,あゆむさん,私のメンター(お師匠さん)になっていただくことは難しいでしょうか? 時折のメールだけでも結構です。 難しければ仕方ありませんが,とにかく,切羽詰まった状況を打破したく,今回,お願いいたしました。
【中略】
朝起きると不安感・恐怖感がいっぱいになります。とても耐えられずアルコールを飲んでしまうことも多々あります。仕事とお金に対する不安が主な原因だと思います。 ともかく,今の状況から何とか抜け出したいという気持ちでいっぱいです。 ご検討のほど,宜しくお願いいたします。
【メッセージ以上】
上記メッセージには相談者様のアドレスが書かれていたので、返信をさせていただきました。
もし、あなたが上記の方のように、あるいは以前の僕のように、不安感や恐怖感に悩まされているなら、あるいはうつ病で悩んでいるのであれば、参考になる部分もあるとおもいますので、返信したメールの内容をそのまま下記に転載しました(相談者さまにはブログに掲載することを承諾してもらっています)。
【以下、返信したメール】
◯◯さま
こんにちは。
「あるがままに」ブログ運営者のあゆむです。
コメントをいただきましてまことにありがとうございます。
また、今回は下記コメントについて、返信が遅くなりすいませんでした。
ここ数日、いろいろと行事が続き、PCを開けておらず、下記コメントも本日拝見した次第です。
私をメンターにとのこと、たいへん光栄に思いますが、僕自身がまだまだ修行中の身というか、至らないところの多々ある人間で、人を指導できるような立場にはありません。
ですが、僕が欝や人生のことで本当苦しんだ時期があり、そしてそこから何とか這い出すことができたので、同じような悩みを持つ方には少しは役に立つ情報を発信はできるかもしれません。
そういうスタンスでこのブログも日々更新しています。
どこまでできるかは全くわかりませんが、疑問や質問があれば、ブログのコメント欄に、あるいは直接メールを送っていただけると、答えられる範囲で答えていきたいと思います。
朝起きると、不安感や恐怖があるということですが、僕もまったく同様の状況でした。
そういう恐怖や不安の中で、僕が一番恐ろしかったのは
この不安や恐怖は治らないのではないか…
一生、苦しいんじゃないか…
という、不安でした。
こういう発想をしてしまうのは、まさにマインドのなせる業なのですが、当事者にとっては、そんなことはわからず、ひたすら気持ちは沈んでいくだけです。
僕は、不安でしょうがなく、なんとか救われたく、精神世界の本を読みあさり、瞑想に取り組みました。
本を読んでいると、時々、心に光が差し込むような言葉があり、少しだけ気持ちは楽になりました。
でも、瞑想しても、本を読んでも、瞬間的には楽になっても、根本的にはずっと不安と恐怖がありました。
貴方も、もしかしたら、当時の僕と同じような状況かもしれません。
もし、そうであるなら、僕はこの言葉を貴方に贈りたいです。
必ず、不安や恐怖は必ず克服できるし、身心ともに元気になります!
と。
これは、本当にそうなので、信じてください。
不安も恐怖も、他人や環境や収入など、様々な問題が原因で発生すると思いがちですが、そうではありません。
不安と恐怖は、100%自分が作りだしています。
ここで、決して自分を責めないでください。
自分といっても、それは本当の自分ではなく、自分の中の
マインド・自我・エゴが不安も恐怖も作りだしているのです。
マインドの特徴はつねに悲観的に考えることです。マインドは被害者意識の塊のようなものです。
でも、
本当の貴方(真我)は、
実はすごくパワフルな存在なんです。
貴方の中には神さまと全く同質の魂があります。そして全大宇宙を想像した神さまは24時間、365日、貴方のことを見つめ、全力で応援しています。
その神さまのご守護を信じきってください。
そして、恐怖を恐れないでください。
恐れば恐れるほどに、不安や恐怖は増幅します。
逆に不安や恐れの中に飛び込んでみてください。
不安や恐怖をしっかりと感じ、味わいつくしてください。
不安や恐怖を味わい尽くすと、その不安や恐怖には実は実体はなかったということがわかってきます。
僕も本当に怖かったです。
自分はもう治らない… しかも悟りとか瞑想とか、精神世界の本ばかりよんで、現実的な適応能力がなくなってきている…
僕は本当は頭がおかしくなってきているんじゃないか…
と、すごく不安でした。
そしてある時点で、僕はあきらめました…
もういい… と。
不安や恐怖があるなら、それはそれでしかたない…
どれだけ回復するまでに時間がかかるかはわからないし、治らないかもしれない…
でも、それでも構わない… そうであるなら、そうやって生きていこう
とあきらめました。
そして、ジタバタしても自分の力(マインド)には限りがあるので、もう全てを神さまにおまかせしようと決意しました。
僕は、神さまも宇宙の意志も信じています。
そうであるならば、僕や貴方が、このように苦しんでいる事にも、きっと意味があると思うのです。
僕たちは、体験するためにこの世界に生まれてきました。
そして、体験の中にはいいこともあれば、当然悪いこともあります。
そして一見悪いように見える体験こそ、そこにはとても大きなチャンスが潜んでいると思います。
僕の場合でいうと、僕は欝になって、全てに絶望して、仕事もやめてしまいましたが、その結果、人生の本当の意味を知ることができるようになりました。
そして、ずっと【他人軸】… つまり、人の目にどう映るかのみを考えて生きてきましたが、今は、自分らしくあるがままに【自分軸】をもって生きることができるようになりました。
現在、全てが順風満帆というわけではありませんが、物事をニュートラルに受け取れるようになり、魂が安定してきました。
不安や恐怖の芽のようなものが一瞬芽生えることも時々はありますが、その不安と一体化することはなく、すぐに真我に帰れるようになってきました。
なので、僕にとってはうつ病こそが神さまからの最大の恩寵であったと思っています。
もちろん、うつ病のさなかには、そういう風には考えることはできませんでした。
過ぎ去ったことなので、現在は冷静に振り返ることが出来ているだけです。
ただ、貴方の心身の状況も必ず良くなると僕は信じているし、何より貴方自身に、自分の真我と神さまを信じきってほしいと思っています。
不安や恐怖は誰でももっています。成功者であってももっています。
なので、僕も貴方も、それは極めて普通なことなのです。
今は少しそれが強く出すぎているかもしれませんが、4人に1人は生涯にうつ病になるといわれているように、それは多くの人が体験することでもあります。
そして、僕も苦しかった時にネットでうつ病だった人のブログとかを読みましたが、多くの人がうつ病から社会復帰しているのです。
うつ病は治るのです。
他の人は治っても僕だけは一生治らないかも… と僕は怯えていましたが、
そんな僕でもうつ病から抜け出し、うつ病以前よりも今はずっと身心ともに元気です。
なので、貴方も「うつ病は治る」と信じてください。
ただ、鬱病には再発ということもありますし、期間が長引くケースがあることも事実です。
そしてここからが大事なポイントですが、欝とか不安とか恐怖の感覚は薬では完治できません。
僕自身も薬を服用しましたが、効果は全くなく、不安が減るということもありませんでした。
完全にそこから抜け出すには、真我につながるしかありません。
真我こそ僕たちの本体です。
真我につながるには、瞑想などいくつか方法がありますが、一番簡単なのは
マインド・自我を観察することです。
苦しい時、不安な時、それはぜんぶマインドが感じさせている幻想です。
マインドは起きている間、あるいは寝ている時でさえも、ずっと休みなく思考(頭の中のおしゃべり)を続けています。
これは世の中のほとんどの人がそういう状態なのですが、あまりにもマインドと一体化しすぎているがゆえに、そのマインドのおしゃべりに気付くことすらありません。
自分の中にマインドの声がある… という事実を認識し、それにアンテナをはっている人だけがその声をはっきりと認識することができます。
その声を…それはたいていは、恐れや不安の声なのですが、善悪の判断をせずに、ただただ聞いて観察してあげてください。
過去を後悔したり、将来に不安をもったりする気持ちや考え、それは自分自身が考えていることのように見えますが、実際には自分の中のマインドの考えであり声です。
この声をただただ観察するだけで、マインドまみれの自分から一歩離れて、真我の側に立つことができます。
マインドはある意味、かわいいものです。
自分が大切で、人から良く思われたくて、成功したい、認められたい… とマインドは切望しています。
その切望が強すぎるがゆえに、現実と理想との間にギャップが生じると(人に裏切られた…とか、仕事をクビになった…とか、給料が下がったとか… 離婚の危機とか…)、マインドは自分の生存が脅かされたと思い、とたんに恐怖と不安を自分の中に増幅させていきます。
マインド・自我も、それ自身で必死なんです。
そして生きていくためには、マインド(思考)の力が役にたつ場面もあります。
聖者・覚者と呼ばれる人でも、時にはマインド(思考)を活用する場面はあります。
ただ、マインドに一体化することが問題なのです。
全ての苦悩の原因はマインドと一体化しているがゆえなんです。
貴方に、今どんな悩みがあろうとも、それはマインドの悩みであり、貴方の真我自身には光と輝きしかありません。
逆に、今の苦しみは、本当の貴方そのもの、つまり真我に帰るための、目覚めるための体験だと思ってください。
長々と書いて書きましたが僕の場合は
思考を観察する
神あるいは、神そのものである自分の中の神(真我)を信頼する
その2つを実行することで、徐々に症状は良くなり、今では元気になることができました。
今、自分には良きことが起こっているのだ…(例え不安の中にいても)
そういう思考の転換を行うだけでも、気持ちはいくぶんが軽くなるし、実際にそうなんです。
どうか、貴方が、真我に帰り、光とパワーあふれる、本当の自分に帰ることが出来るよう、僕もお祈りさせていただきます。
あゆむ 拝
【メールの転載以上】
PS
質問や身の上相談的なものがあれば、コメント欄を通じて、メッセージを送ってください。僕に答えられることは答えていきたいと思います。
■編集後記(日記)
昨日、ついに家庭菜園をはじめてしまいました。
荒れた土を耕して、肥料をまぜて慣れない農作業を行い、今日は全身が筋肉痛です…
僕が家庭菜園をはじめた理由は100パーセント「アナスタシア」を読んだせいです。
この本を読めば誰だってきっと家庭菜園とか始めたくなると思います。
家庭菜園にはいろんな農法・手法がありますが、僕はアナスタシアの提唱する農法に則って野菜や花を育てていこうと思います。
このブログでも、家庭菜園の進捗状況を時々報告しますね。
■僕が今よんでいる本
精神世界の本って難解なものも多いですが、
「アナスタシア」はめちゃめちゃ読みやすいです…
というかおもしろすぎて、ページをめくる手が止まらない… そんなタイプの本でした。
この本をファンタジーだという人もいるでしょうが、たとえファンタジーであったとしても、
そこに書かれている内容は宇宙の真実だと思います。
全ての人に読んでほしい良書です。
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★悟っている人たちのブログが読めます。
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3 件のコメント:
私も常に不安感があります。
文章を読んで少し落ち着きました。
ありがとうございます。
tarikoさま
コメントありがとうございました。^^
僕の文章が少しでも役だったなら本当に嬉しいです。
常に不安感があるとのこと… 僕も全く同じだったので、そのしんどさ、辛さがよくわかります。
僕が不安感でいっぱいだったとき、僕のメンターは
「不安は神さまの恩寵」
「本当のあなたは太陽で、不安は太陽を隠す雲。でも雲はかならずはれるから大丈夫」
だとおしえられました。
当時はなかなかそんな風には思えなかったけど、それは真実だと後になってわかりました。
この不安は治るのかな… 治らなかったらどうしよう…
という不安な気持ちは不安を増幅させます。
tarikoさんは太陽そのものです。不安は自我が創りだした幻想です。
幻想を幻想と見破ったら、幻想が必ず消えます。
不安を恐れず、避けず、不安を感じている自分の自我を認め、許してあげてください。
不安を感じている自分にOKを出してあげてください。
そうすることで、不安な気持ちは少しずつ溶けていきます。
絶対です。大丈夫です。
安心してください^^
あゆむ 拝
今、原因不明の歩行障害でまったく歩けなくて、毎日が不安や恐怖でいたぱいで、朝がくるのが、怖いです。
日に日に悪くなって、食べ物がセメダインの味がして、嘔吐してしまいました。
足が言うこときかなくて、今では家の中でも不自由です。
どうしていいか、わかりません。
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