2014年7月26日土曜日

自分に◯をあげよう



何を書こうとも思うことなく、今キーボードを叩いています。

なのでこの記事のタイトルもまだ書いていません(書き終わってからタイトルを決めます)。

今日は、今この瞬間に僕が感じていることをそのままに書いていきます。


自分に◯をあげる


あなたは自分に◯(まる)をあげていますか?

僕は欝を経て、真我に触れてからはじめて、やっと自分に◯をだせるようになりました。

今から思えば僕は自我だけで生きていました。

それはつまり、ハートではなく思考(頭)で生きていて、思考に振り回されて、もっといえば思考に乗っ取られて生きていました。

常に、今の自分ではない、何者かになりたいと思ってきました。

そしてそのための努力もそれなりにやってきました。

生まれた時から、神道を信仰している家に生まれてきたので、神さまもずっと信じてきました。

困ったことがあれば神さまに祈り、また良きことがあった時にも神様に感謝の祈りをしてきました。

そんな風に育ってきたので、自分としては人を傷つけたりしないように、できれば親切に接するように生きてはきました。

でも、神さまはいつだって、僕の外側にいました。

人は神の子… という教えがあり、自分もそうだし、全ての人は神の子だと信じていました。

でも、今から思えば僕は「人は神の子」という言葉を表面上だけで受け取っていました。

神さまという全大宇宙を想像された存在があり、全ての生きとし生けるものを守り愛してくださっていると感謝はしていました。

でもやっぱり僕の中では神さまとは祈る対象であり、自分の中に神がいる、もっといえば自分こそが神(全ての人間が… という意味です)という風には思えていませんでした。

イノセントな少年時代を過ぎて、思春期に入ると友達の影響や世間の影響をモロに受けて、自分の道は自分でしっかり考えて、現実的に生きていくことが大切だと思うようになってきました。

ハートの声を無視して、本当に自分が心からやりたいことではなく、
やるべきことをやらなければならない…
と思うようになってきました。

学校教育でも、世間に出てからも、

「自分の頭でしっかり考えろ」

とか

「将来に備えてしっかり計画を立てて準備しろ」

など、頭・思考を使うように教えられることはあっても、

「あなたのハートの声をしっかり聞きなさい…」

とか

「自分らしくありなさい。自分の本当に心からやりたいことをやりなさい」

というような、ハート(真我)の声を聞きなさい… というようなアドバイスを受ける場面はほぼゼロだったと思います。

僕は、1人の人間として、頭を使い、現実にフィットさせるように努力して、向上心をもって生きてきました。

社会に出れば、どうしても馬のあわない人とも一緒に仕事をするし、心が汚いような人、人を騙したり、陥れたり、陰口をいうような人とも上手くやっていかなければなりません。

時に人とぶつかることもありましたが、トラブルやケンカが苦手な僕は、いつしか、自分を抑えて相手に合わせることがあたり前になってきました。

また、人の評価を受ければ喜び、評価が下がることを恐れていました。

ビジネス書を読みまくり、自己啓発書を読みまくり、ビジネスhacksを学び、もっと成長したい、もっと評価されたい… そんな風に毎日を生きていました。

大人になれば、また特に結婚し子供が生まれてきてからは、ただひたすら、目の前の現実に対応することに精一杯で、あれもやらきゃいけない… これもやらなきゃいけない… これを今すぐやるべきだ… みたいな感じでの日々でした。

毎日毎日、将来のことや、やるべきことを考えて考えて、思考だけで生きていました。

自分のやりたいこととか、自分が本当に感じていることに自分でも気づかないうちにフタをしていました。

ハートの声を無視して、いつのまにかハートからの声は完全に聞こえなくなっていました。


理想と現実の間にあるギャップを埋めるために、人は向上心を持ち、努力をします。

でも、それは裏を返せば今の自分ではまだまだダメだ… という自分へのダメ出しという側面もあります。

自分は変わらなければいけない、もっと成長しなければいけない…

と思うことはあっても、

自分は自分のままでいい、今を幸せに生きよう…

なんて風には思うことができませんでした。


そして…
だらしのない自分、できない自分、欲だらけの自分、弱い自分、調子にのる自分

そういう自分の負の部分が嫌でした…


ゴールはない…


そんな嫌な自分を克服するべく、努力をするわけですが、人生ってなかなか思う通りにはいきません… それに自分が成長したらしたで、もっと上を目指したくなります。

それは例えば人生の成長の階段の1段目にいるときは、2段目を目指しがんばりますが、いざ2段目に到達すると、その瞬間から2段目ではダメだ…と思い、すぐさま3段目を目指すようになります。

努力とか向上心というのは悪いものではありませんが、どうしても現状を否定してしまうという負の側面があります。

この現状を否定して、上を目指す… ということにはゴールはありません。

それが収入であれ、役職であれ、上にいったから満足するか… と言えば、決してそんなことはなく、逆に上に行けばいくほど、もっと欲は出るし、またそこからの転落を恐れるようになります。

いつでも行動することは将来への布石のためであり、〝いまここ〟に生きるという瞬間がありません。

今、というこの瞬間に満足していて幸せな人は、きっと1時間後も幸せだし、1日後も幸せだし、1年後も5年後も幸せに生きることができます。

それは、今にフォーカスして、現状に感謝しているからです。

今という瞬間の点が線となってずっと続いていくのです。

でも、未来のために、今を犠牲にしている人は、きっと1時間後も未来のために生きているし、一日後も一年後もきっと未来のために生きているでしょう。

それは、未来にフォーカスして、今に生きていないからです。

今という瞬間に〝今〟に生きていなければ、その点が線となり、永遠に今に生きることなく死んでいきます。


弱さも汚さも…


弱さや欲もまた肉体をもっている人間の特質の一部です。

その弱さや欲を僕は否定して生きてきましたが、欝という弱さの究極の状態に陥ってはじめて、僕は開き直ることができました。

そして、弱さのある自分にはじめてOKを出し◯を出してあげました。

欲のある自分にもOKを出してあげました。

すると、はじめて(幼年期時代以来の)自分のハートの声が聞こえてきました。

僕は僕のままでよかったのです。

もちろんあなたもあなたのままでよかったのです。

成長する中で、僕たちは思考に支配され、物事や他人やそして自分自身にも善悪のレッテルを貼ってきました。

でも本当は善も悪もないのです。

すべてはあるがままでOKなのです。

善と悪は人間の思考が作りだし、信じ込んでいる幻想にすぎません。

いつも不機嫌なあの人も、攻撃的なあの人も、善でも悪でもありません。

ただその人は思考に支配され、不安と恐れで生きているだけなのです。

本当は愛を求めているのに、それが自分でもわからずに、攻撃という形で現われているだけなのです。

いつでも自信がなく、いじけているあの人も、善でも悪でもありません。

その人もまた、思考に支配され、不安と恐れで生きているだけなのです。

本当は愛を求めているのに、それが自分でもわからずに、自己嫌悪という形で現れているだけなのです。


自分に◯をあげよう【まとめ】


思考に支配されていた僕は、自分の本当の◯◯したい! という気持ちを完全に忘れ、
◯◯せねばならない… という生き方をしてきました。

本当に自分の心の求めることをやっていないので、そこには何らかの無理があり、心からの満足感はありません。

また、思考に支配されていた僕は、いつだって人に合わせ、人の評価で自分を見ていました。

また、嫌いな人や苦手な人がいても、
その人にことを好きになろう… 好きにならないといけない…

と思いつつも、そうできない自分に☓をだしていました。

ですが、うつ病をへて、思考で生きていた自分にはじめて気がつき、自分の真我の存在を知ったことで、自分はあるがままでいいんだ… と思えるようになりました。

自分のあるがままを認めることができると、その波及効果として、他人も世の中も、すべてあるがままでOKに変わります。

好きとか嫌いといったことで無駄なエネルギーを浪費することもなくなりました。

あるがままになると、人や世界への抵抗がなくなり、不安や心配事もほとんどなくなります。

まずは自分に、今の自分に、
弱い自分に
汚い自分に
落ち込んでいる自分に
自信のない自分に
あるがままの自分に
◯をあげてください。

自由である本当のあなたに目覚め、世界が変わりだします。



編集後期

全くのノープランで記事を書き始めましたが、手がとまらなくなり、気がつけば長文になっていました…が、とにかく今日の僕がパッと思ったことは、

汚い自分でも
弱い自分でも
◯をあげたらいいやん!(僕もあなたも)

ということです。

聖人君子になんてなれないし、
ならなくてもいいんです!(・∀・)
(なってももちろんいい!)

人間って本当はもっと自由だし、すごいパワーをもっているはずです(だって人は神なんだから)。

でも、ほとんどの人は世間の常識に染められたり、数々の挫折体験をへて、傷つかないように、失敗しないように、本当の心を押し殺して生きているような気がします。

怒る時は怒ってもいいし、泣きたいときは泣けばいいし、
悲しみも喜びも、ぜんぶあるがままに感じて、
人の評価は気にせず、
自分の心に正直にもっとナチュラルに生きたら
人生はずっとずっと楽で幸せなものになると思います。^^



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